ろれさんの一条攻略日記

一条工務店のキッチン水栓の選び方 - タッチレスを「あえて付けなかった」理由

一条工務店の施主ブログを見ると、「タッチレス水栓は絶対に付けるべき」「採用してよかったオプション1位」という声が圧倒的に多いですよね。

でも我が家は、いろいろ調べた結果あえてタッチレス水栓を採用しませんでした。この記事では、キッチン水栓オプションの選択肢と費用を整理しつつ、標準水栓を選んだ理由を解説します。

この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)


結論:タッチレスは「後付け」が賢い

先に結論をお伝えすると、我が家の判断はこうです。

  • タッチレス水栓は便利だけど、最初から付けなくてもいい
  • 標準水栓は無料。まず10年使い倒して、壊れたら最新モデルに交換する
  • 浮いた5万円は他のオプションに回す
  • 浄水器はビルトインにこだわらず、サブスクや蛇口直結型で十分

35年の住宅ローン期間で考えたとき、「今すぐ5万円を払う」より「10年後に最新技術を手に入れる」方がお得だと判断しました。


タッチレス水栓(ナビッシュ)の価格

一条工務店で選べるタッチレス水栓は、LIXILのナビッシュです。センサーに手をかざすだけで水が出るので、手が汚れているときに蛇口に触らなくていいのは確かに便利です。

モデル価格特徴
ナビッシュA7(スタンダード)50,710円上部センサーのみ。一番人気
ナビッシュH6(ハンズフリー+浄水器一体)111,210円吐水口センサー付き。浄水器内蔵

施主ブログでも「採用してよかったオプション」の上位に入ることが多く、人気なのは間違いありません。


あえて採用しなかった理由:35年で考える

ではなぜ採用しなかったのか。ポイントは水栓の寿命と交換サイクルです。

水栓の寿命は約10年

35年の住宅ローン期間で考えると、最低でも3回は水栓を交換することになります。

  • 0年目:新築時に設置
  • 10年目:1回目の交換
  • 20年目:2回目の交換
  • 30年目:3回目の交換

ここで重要なのが、標準のシングルレバー混合水栓は無料でついてくるということです。

後付けの費用は差額2〜4万円

「後から付けると高くなるのでは?」と思いますよね。実際の費用を比較してみます。

新築時オプション後付け交換
本体50,710円60,000〜65,000円
工事費0円(オプション価格に含む)15,000〜30,000円
合計50,710円75,000〜95,000円
差額+約2〜4万円

確かに後付けの方が2〜4万円ほど高くなります。でも、最初の10年間は無料の標準水栓を使えるわけです。

10年後にはもっと進化したモデルが出ている

これが一番大きな理由です。10年前のスマホと今のスマホがまったく違うように、水栓も進化しています。IoTでスマートスピーカーと連携したり、自動で温度調整する水栓が出てくるかもしれません。

壊れたタイミングで、その時代の最新モデルに交換する。これが我が家の「後付け戦略」です。


ハンズフリータイプ(H6)はおすすめしない

ナビッシュにはスタンダードタイプ(A7)の他に、ハンズフリータイプがあります。蛇口の先端にもセンサーが付いていて、手を近づけるだけで水が出る上位モデルです。

一見便利そうですが、ネット上の評判を見ると誤作動がかなり多いようです。

  • シンクに食器を置いただけでセンサーが反応して水が出る
  • 食器を洗っているとき、腕がセンサーをかすめて途中で水が止まる
  • ふきんを絞るだけで反応する

価格も111,210円とかなり高額なので、タッチレスにするならスタンダードのA7で十分です。


水ほうき水栓(TOTO)は要注意

一条工務店ではTOTOの水ほうき水栓が差額なしで選べます。名前の通り、ほうきで掃くように幅広いシャワーが出るのが特徴で、大きい鍋やフライパンが洗いやすいのが魅力です。節水効果も約37%あります。

差額なしの裏にある落とし穴

ただし注意点があります。水が出る角度が固定で、シンクの奥にしか当たらないんです。

実際に一条工務店の施主さんで、2年で交換した方もいます。前かがみの姿勢で洗わないといけなくて、腰が痛くなったのが理由だったそうです。

メリットデメリット
水ほうき水栓差額なし、幅広シャワー、節水37%吐水方向が固定、腰痛リスク

差額なしで選べるのは確かに魅力ですが、必ずショールームで実物を試してから決めてください。


ビルトイン浄水器は「カートリッジ代」に注意

一条工務店ではビルトイン浄水器もオプションで選べます。

メーカー初期費用
ゼンケン47,300円
シーガルフォー117,700円

初期費用だけ見ると「そこまで高くないかも」と思いますよね。でも問題はカートリッジ代です。

10年間のトータルコスト

ゼンケンの場合、カートリッジ交換が年間約2万円かかります。

項目金額
本体(初期費用)47,300円
カートリッジ代(10年分)約203,500円
10年間の合計約250,800円

本体よりカートリッジ代の方がずっと高いんです。ここが見落としやすいポイントです。

サブスク型浄水器という選択肢

最近はサブスク型の据え置き浄水器が増えています。

サービス月額10年間の合計
エブリィフレシャス2,750円約330,000円
ハミングウォーター3,300円約396,000円
ウォータースタンド3,300円約396,000円

10年で約33万円とビルトインの25万円より少し高くはなりますが、初期費用ゼロで始められて、冷水や温水も出せて、気に入らなければいつでも解約できる柔軟さがあります。

そもそも蛇口直結型の浄水器なら1万円以下で買えるので、それで十分という人も多いです。浄水器選びも「ビルトインが一番」とは限りません。


我が家が選んだ水栓

結局、我が家は標準のシングルレバー混合水栓をそのまま採用しました。タッチレスも水ほうき水栓もビルトイン浄水器も付けていません。

浮いた5万円は他のオプションに回しました。大事なのは「5万円を払った満足感」ではなく、35年間で本当にお得かどうかです。


まとめ

一条工務店のキッチン水栓選びのポイントを整理します。

  • タッチレス水栓は便利だけど、後から交換できる。10年後の最新モデルを待つのもアリ
  • ハンズフリータイプ(H6)は誤作動が多く高額。選ぶならスタンダードのA7で十分
  • 水ほうき水栓は差額なしだが、吐水方向が固定。必ずショールームで実物を確認する
  • ビルトイン浄水器はカートリッジ代が年間約2万円。サブスクや蛇口直結型も検討する
  • 標準水栓は無料。浮いた予算を他のオプションに回す選択肢もある

もちろん、今すぐタッチレスの便利さを使いたい人は新築時に付けてもいいと思います。ただ、「みんな付けてるから」ではなく、自分の家に本当に必要かどうかを長い目で考えてみてください。

気になることがあればYouTubeのコメント欄で教えてください。