一条工務店のIHの選び方 - 標準・パナソニック・日立を徹底比較
一条工務店のキッチン、IHクッキングヒーターは標準のままでいいのか迷いますよね。
実はIHだけで3種類から選べて、しかも標準を選ぶ人でもチェックしておきたいキッチン周りのポイントがあります。この記事では、3種類のIHの違いから、全員が検討すべきレンジフードとオイルガードの話、そして判断フローチャートまで解説します。
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結論:タイプ別おすすめIH
先に結論をお伝えすると、4つの質問であなたに合ったIHが決まります。
- アルミ・銅の鍋を使いたい、またはグリルをよく使う → オールメタルに変更
- キッチンをオールブラックにしたい → 日立一択
- グリルカメラやフラット天板に価値を感じる → 日立
- コスパ重視 → パナソニック シングルオールメタル
- 鍋もIH対応、グリルもあまり使わない → 標準で十分
IHを標準にする人でも、レンジフードの電動気密シャッター(7,700円)は全員検討すべきです。
一条工務店で選べるIH 3種類
一条工務店はオール電化なので、IHは必ず選ぶことになります。ガスコンロも選べますが、ガスの基本料が毎月かかりますし、高気密住宅との相性を考えるとIHがおすすめです。
選べるIHは以下の3種類です。
| 標準 | パナソニック オールメタル | 日立 オールメタル | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 0円(標準仕様) | +85,800円〜 | +152,900円 |
| 天板サイズ | 60cm | 75cm | 75cm |
| 対応鍋 | 鉄・ステンレスのみ | 全金属対応 | 全金属対応 |
| グリル庫内 | ヒーター露出・凹凸あり | フラット | フラット |
| デザイン | シルバー | ブラック選択可(一部シルバー残る) | 全面プレミアムブラック |
ざっくり言うと、標準は必要最低限。パナソニックは機能アップ。日立はデザインと最新技術がプラスされるイメージです。
特に注目したいのがグリル庫内の違いで、標準IHはヒーターが露出していて凹凸が多いのに対し、オールメタルに変更すると庫内がフラットになります。掃除のしやすさが全然違います。
こんな人は標準でOK
標準IHでも普通に料理はできます。以下に当てはまるなら標準で十分です。
- 手持ちの鍋がIH対応(鉄・ステンレス)
- グリルはあまり使わない
- 天板の広さにこだわらない
- オプション費用を他に回したい
ただし、IHを標準にする人でもキッチン周りでチェックしておきたいポイントが2つあります。レンジフードとオイルガードです。
7,700円で虫も冷気もブロック:電動気密シャッター
IHの選択に関係なく、全員が検討すべきなのがレンジフードの電動気密シャッターです。たった7,700円で虫も冷気もブロックできます。
なぜ必要なのか
レンジフードの排気口は外とつながっています。標準の風圧式シャッターだと隙間が残るため、そこから虫が侵入したり、冬に冷気が入ってきたりします。
電動気密シャッターならモーターでぴったり閉まるので、こうした問題をしっかり防げます。
電動気密シャッターのメリット
- 虫の侵入防止
- 冬の冷気ブロック
- 花粉やPM2.5の逆流防止
- 台風時の強風侵入防止
- 外の騒音の軽減
- 気密性の向上
北海道など寒冷地ではこれが標準仕様になっているくらい、効果が認められています。それが7,700円で手に入るのだから、付けない理由がないですよね。
営業さんから提案されないケースが多いので、自分から聞くことが大事です。新築時に電源配線をしておくのが確実で、後から付けようとすると壁の中の工事が必要になることもあります。
レンジフードのカラー変更もおすすめ
一条工務店にはBLACK LABELというブラックカラーのキャンペーンがあります。キッチン全体をブラックにするナイトストーンカラーは全部採用すると15万円くらいかかりますが、レンジフードのカラー変更だけなら8,800円でブラックにできます。日立のプレミアムブラックと合わせるとキッチン周りの統一感がかなり出ます。
キレイツモフードはどうか
キレイツモフードはパナソニックの「ほっとくリーンフード」の技術を採用した自動洗浄レンジフードです。電源を切った後にファンが高速回転して油汚れを遠心力で吹き飛ばす「油トルネード機能」がついています。10年使っても従来のレンジフードの1年分しか汚れがたまらない設計で、掃除の手間が激減します。
ただし価格が104,500円〜125,400円とかなり高く、完全メンテナンスフリーではなく年1回のプレート洗浄が必要です。我が家はこの金額なら他のオプションに回した方がいいと判断して不採用にしました。
標準のレンジフードでも、展示場に行ったら自分の手で分解してみてください。どこが汚れてどうやって掃除するのか確認しておけば、不安がなくなります。
オイルガードは要る?要らない?
もう1つのチェックポイントがオイルガード(キッチンのガラス油はね防止パネル)です。我が家は付けない選択をしました。
不採用にした理由は以下の通りです。
- 取り外し可能タイプでも天板に穴が2つ残り、そこにゴミがたまる
- ガラスが縦に設置されているので拭き掃除が面倒
- 何もない方がフラットにさっと拭ける
- オイルガードなしの方が開放感があって見た目がすっきりする
油はねが心配な人は付けてもいいと思いますが、掃除のしやすさを考えるとフラットな方がおすすめです。
オールメタルって何がすごい?
普通のIHは鉄やステンレスの鍋しか使えませんが、オールメタルならアルミや銅の鍋も使えるようになります。雪平鍋なども使えるのは嬉しいポイントです。
ただし注意点もあります。
- アルミや銅の鍋を使うときは火力が10〜15%くらい落ちる
- 電気代も少し上がる
- IH対応の鍋に買い替えれば標準でも十分(差額で新しい鍋セットも買える)
大事なのは、オールメタルに変更すると鍋だけでなく天板が60cmから75cmに広がり、グリルもアップグレードされることです。鍋を3つ並べても余裕があるし、作業スペースも広がるので料理がぐっと楽になります。
パナソニック vs 日立:どっちのオールメタル?
パナソニックの特徴
一条工務店でオールメタルといえば、ずっとパナソニック一択でした。
- 75cmの広い天板
- ラクッキングリル(庫内フラットで掃除が楽)
- 凍ったままIHグリル
- 実績と信頼性
ただし気になる点が2つあります。
- ブラックを選んでもオールブラックにならない(操作部にシルバーの部分が残る)
- 天板のフレームに段差があり、溝にゴミがたまりやすい
日立 火加減マイスターの5つの魅力
最近、一条工務店に新しく追加されたのが日立の火加減マイスターです。我が家はこちらを選びました。惹かれたポイントは5つです。
- 薄形フレームで天板の段差が少ない → 毎日の拭き掃除がとにかくラク(最大の決め手)
- グリルカメラ → 庫内の様子を天面の画面で確認できる
- 5インチカラータッチ液晶 → スマホみたいに操作できる
- おまかせワンプレ調理 → 肉か魚と野菜を並べてスタートするだけで自動で焼き上げ(業界初)
- 全面プレミアムブラック → 天板もフレームも前面も全部ブラック。黒のカウンターと合わせてキッチン全体を統一できる
グッドデザイン賞、キッズデザイン賞、日本子育て支援大賞の3冠を取っているのも納得のクオリティです。
直接比較
機能面ではどちらも優秀です。違いが出るのは以下の3点です。
| 比較ポイント | パナソニック | 日立 |
|---|---|---|
| デザイン | ブラック選択可(一部シルバー残る) | 全面プレミアムブラック |
| 天板の掃除しやすさ | フレームに段差あり | 薄形フレームで段差が少ない |
| グリルカメラ | なし | あり |
価格の真実
「日立はパナソニックの2倍近い金額」と感じるかもしれませんが、少し見方を変えると印象が変わります。
パナソニックと日立は家電量販店でもそもそも価格帯が違う別グレードの製品です。一条工務店のオプション差額は、市場での製品価格差をそのまま反映しているだけで、一条が特別に上乗せしているわけではありません。
パナソニックのダブルオールメタルと比較すると差額は約48,000円。この差額でグリルカメラ、タッチ液晶、フラット天板が全部手に入ると考えると、意外とお得です。
我が家の決め手3つ
- オールブラックでキッチンを統一できること
- 天板の段差が少なくて毎日の掃除がラクなこと
- グリルカメラの便利さ
15万円は安くないですが、毎日使うキッチンだからこそ後悔しない選択をしたいと考えました。
判断フローチャート
4つの質問で、あなたにぴったりのIHがわかります。
Q1. アルミ・銅の鍋に愛着がある?
- はい → オールメタルを検討(Q3へ)
- いいえ → Q2へ
Q2. グリルをよく使う or 天板を広くしたい?
- はい → オールメタルに変更(Q3へ)
- いいえ → 標準IHで十分(差額を他のオプションに回そう)
Q3. キッチンをオールブラックにしたい?
- はい → 日立 オールメタル(+152,900円)
- いいえ → Q4へ
Q4. グリルカメラ・タッチ液晶・フラット天板に価値を感じる?
- はい → 日立 オールメタル(+152,900円)
- いいえ → パナソニック シングル(+85,800円)がコスパ最良
まとめ
一条工務店のIH選びのポイントを振り返ります。
- 選べるIHは標準・パナソニック・日立の3種類
- 標準でも普通に料理はできる。鍋がIH対応でグリルをあまり使わないなら十分
- IHを標準にする人でも、電動気密シャッター(7,700円)とオイルガードは要検討
- オールメタルに変更すると天板が75cmに広がり、グリルもアップグレードされる
- パナソニックと日立の違いはデザイン・天板の掃除しやすさ・グリルカメラの有無
- 日立はパナソニックダブルとの差額で見ると約48,000円でお得感がある
- 毎日使うキッチンだからこそ、後悔しない選択を
我が家はオールブラックの統一感と毎日の掃除のしやすさを決め手に、日立の火加減マイスターを選びました。参考になったら嬉しいです。