一条工務店の床材の選び方完全ガイド - モクリア・石目調・EBコートを徹底比較
一条工務店の床材選びで後悔している人、実はかなり多いです。床は家の中で一番面積が広いのに、後から変えられません。
色の違いだけでホコリが目立って毎日ストレス、なんてことも普通に起こります。この記事では、一条工務店で選べる床材3種類の特徴から、色ごとの汚れの目立ちやすさ、巾木の色選びまで全部まとめました。
この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)
結論 — 迷ったらモクリアのグレーウォールナット
先に結論をお伝えします。
| シリーズ | おすすめ |
|---|---|
| グランスマート・グランセゾン | モクリアのグレーウォールナットが最も無難。汚れが目立ちにくく万人向け |
| アイスマート | コスパ重視ならEBコートで十分。質感にこだわるならモクリア(坪8,000円のオプション) |
| ホテルライクにしたい人 | 石目調フローリングの全面採用もあり |
色選びでは、グレーウォールナットが髪の毛もホコリもどちらも目立ちにくく、汚れのバランスでは最強です。共働きやペットがいる家庭にも向いています。
一条工務店の床材マップ — シリーズで標準仕様が違う
まず大前提として、一条工務店はシリーズによって標準で使える床材が全然違います。ここを知らないと打ち合わせで混乱するので、最初に整理しておきます。
| 床材 | グランスマート・グランセゾン | アイスマート |
|---|---|---|
| モクリア | 標準(追加費用なし) | オプション(坪8,000円) |
| 石目調フローリング(水回り) | 標準 | 標準 |
| 石目調フローリング(居室) | 標準 | オプション(坪8,800円) |
| EBコートフローリング | 選択不可 | 標準(追加費用なし) |
グランスマートはモクリアも石目調も標準で使えるので、かなり自由度が高いです。一方、アイスマートでモクリアにしたい場合は坪8,000円のオプション費用がかかります。30坪なら約24万円です。
なお、モクリアを使わずに石目調だけにしても減額はありません。標準の枠内で選ぶ仕組みなので、使わない分の値引きはないと思っておいてください。
モクリア — 一条工務店で一番人気の床材
モクリアの特徴
モクリアは板幅178mmで、部屋が広く見える効果があります。継ぎ目の堀が深く、天然木に近い肌ざわりが特徴です。ワックス不要で、キッズデザイン賞も受賞しています。
ただし弱点もあります。
- 傷に弱い(物を落とすと凹みやすい)
- 靴下だと滑りやすい
- フロアコーティングの検討をおすすめ
モクリアの4色と汚れの目立ちやすさ
モクリアは4色展開ですが、色によって汚れの見え方がまったく違います。これを知らずに見た目だけで選ぶと後悔します。
| 色 | 髪の毛(黒い汚れ) | ホコリ・糸くず(白い汚れ) | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| ホワイトウォールナット | かなり目立つ | 目立ちにくい | 髪の毛が気になる人は注意 |
| ライトウォールナット | やや目立つ | やや目立つ | バランスは悪くないが賃貸っぽいという声も |
| グレーウォールナット | 目立ちにくい | 目立ちにくい | 汚れのバランス最強。一番人気 |
| ビターウォールナット | 目立ちにくい | かなり目立つ | 朝掃除しても夕方にはホコリが気になる |
グレーウォールナットが髪の毛もホコリもどちらも目立ちにくく、汚れ対策としては最強の選択肢です。共働きで掃除の頻度を減らしたい家庭や、ペットがいる家庭にもおすすめです。
石目調フローリング — ホテルライクな高級感
石目調フローリングの特徴
石目調フローリングはホテルのような高級感が一番の魅力です。板幅303mmでモクリアより幅広く、すっきりした見た目になります。
色は4色展開です。
| 色 | テクスチャ |
|---|---|
| ホワイト | 大理石調 |
| ベージュ | 大理石調 |
| グレー | モルタル調 |
| ブラック | モルタル調 |
石目調のメリット・デメリット
メリットとして、LDKから水回りまで統一できるので空間が広く見えます。耐水性が高く、拭き掃除だけでサッと済むのも大きな利点です。
一方で注意点もあります。
- 床暖房が切れている時期は素足だと冷たく感じることがある
- 靴下だとかなり滑りやすい(小さいお子さんがいる家庭は要注意)
EBコートフローリング — コスパ重視ならこれ
EBコートとは
EBは「電子線」の意味で、表面を電子線で硬化させた床材です。アイスマートとアイキューブの標準仕様なので、追加費用がかかりません。
モクリアとの違い
| 項目 | モクリア | EBコート |
|---|---|---|
| 板幅 | 178mm | 150mm |
| 木目の質感 | 天然木に近い、高級感あり | やや人工的 |
| 防汚性・耐摩耗性 | 高い | 高い |
| コスト(アイスマートの場合) | 坪8,000円のオプション | 標準(無料) |
質感はモクリアのほうが天然木に近くて高級感がありますが、EBコートも防汚性や耐摩耗性は十分しっかりしています。コスパを重視するなら、EBコートのままで問題ありません。
床鳴りについての誤解
「EBコートは床鳴りしない」という話を聞くことがありますが、これは誤解です。床鳴りの原因は床材ではなく、接着剤や温度変化です。床暖房を使う一条の家では、どの床材を選んでも同じリスクがあります。
色とインテリアの落とし穴
配色の黄金比を知っておこう
インテリアには配色の黄金比があります。
- ベースカラー 70%(床・壁・天井)
- メインカラー 25%(家具・カーテン)
- アクセントカラー 5%(小物・クッション)
使う色は3色から、多くても5色以内に抑えるのが鉄則です。
床から天井へのグラデーションが大事
大事なのは、床から天井に向かって明るくすることです。このグラデーションによって空間が広く、天井が高く見える効果があります。
ダーク系の床を選ぶ場合の注意
ビターウォールナットなどダーク系の床は、家具選びが難しくなります。
- 家具もダークで揃えすぎると部屋が暗くなる
- かといって色を離しすぎると浮いてしまう
- ソファやカーテンなど大きい面積の布を明るくするのがコツ
特にダーク床にダーク壁紙を組み合わせると、家具の選択肢がかなり狭まります。壁紙に色をつけている場合は要注意です。
巾木の色選び — 見落としがちな重要ポイント
巾木(はばき)は床と壁の境目にある部材で、部屋の印象を大きく左右します。
| 巾木の色 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 白 | 壁と一体化して部屋が広く見える | ホコリや掃除機の傷が目立つ |
| 床色に合わせる | 統一感が出る | 部屋が狭く感じることも |
一条工務店では巾木は基本的に造作色と連動しますが、白だけはどの造作色でも選べるようになっています。ビターの床でも白い巾木にできるので、白巾木は人気の選択肢です。
床、壁紙、造作色、巾木。この4つの色の組み合わせを意識して選んでください。
まとめ — あなたにおすすめの床材は?
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| グランスマートで迷っている | モクリアのグレーウォールナットが一番無難 |
| ホテルライクな空間が好き | 石目調フローリングの全面採用 |
| アイスマートでコスパ重視 | EBコートで十分。性能は問題なし |
| アイスマートでモクリアにしたい | オプション費用(坪8,000円)を予算に入れておく |
色選びでは、汚れのバランスならグレーウォールナットが最強です。ただし、高級感ならビター、明るさならホワイトにもそれぞれ良さがあります。
照明の色によっても見え方が変わるので、カタログだけで判断せず展示場で実物を確認するのが一番です。できれば宿泊体験で、実際の生活環境に近い条件で見てみてください。